今回のドラムサークル、若干少なめながら、0才~60代?まで幅広く集まっていただきました。
ベビーカーに乗った赤ちゃんも2才、4才、中学生、高校生も、大人も、みんながひとつになり、音をひとつにする!
いいねー。
最近、『リズム』という言葉を検索していたところ、
リズム(rhythm)は古代ギリシャに生まれた概念で、ῥυθμός - rhythmos(リュトモス)を語源とする。リュトモスは古代ギリシャ語では物の姿、形を示すのに一般的に用いられた語で、たとえば「αという文字とβという文字ではリュトモス(形)が違う」というように用いられた。やがて、音楽におけるひとつのまとまりの形をリュトモスと言うようになった。
・・・(ウィキペディア)
カタチを示す言葉が語源だったんですねー。
意外!
そんなことを知ってしまって、「カタチ」というキーワードが今回のドラムサークル、僕の中の秘かなテーマとなりました(笑)
カタチは誰が決めたのか?
初めはボチボチ集まってきて、自由に叩き始める、、って始まるのがいつものパターン。
今回、男性参加者の比率が多かったんですが、やっぱり男性って、ひとり黙々と叩いて楽しむっていうタイプが多いんですよねー。
僕も一般で参加したら、そうなる(笑)
今回は初めの段階で、子供たちは自由ながら、男性のみなさんは結構黙々と叩いてます。
もちろん、楽しんでる感はみえてますよー。
ここで、もっとみんな仲良くなってもらおうと、、
地べたに座ってシェーカーパスをすることにしました。
シェーカーをパスするだけなのに何が楽しいのか(笑)
4才の女の子は「キャッ!キャッ!」と喜ぶ。そうなるとみんな笑顔!
やっぱ、子供は天使やねー。
そう、座るカタチを変えただけで、空気が変わっていくんですよねー。
カタチ変わる/繋がる
カタチを変える=リズムが変わる
カタチとは?
外見でしょうか?
形式でしょうか?
模範となる『型』ともいえるかもしれない。
どれをとっても『いま一瞬のもの』といえると思う。
今回、ヒントをくれたのは中学生のコウタ君。ドラムサークルのグルーヴが盛り上がってくると、おもむろにサークルの中に、ジャンベ、シェーカー、フライパン、カエルギロ等々を並べ始め、まるで打楽器奏者のように(笑)
忙しく持ち替えながら叩き出した~。
その時のカタチが変わることによって、リズムに変化が。。
これって、、ファシリテーター(僕です)いらんやん(笑)
もちろんこれでいいのだー。
最終的にファシリテーターが居なくてもサークルが成り立つんですから~。
カタチが変化するからこそ、繋がっていける。
そう、世の中は『無常』ということやねー。
『変わらない』ではなく、
『どう変わっていく』・・『どう在りたいか』が重要だと
今回、コウタ君に教えてもらった感じです。
ひとつの生命体の躍動
ドラムサークル・ファシリテーターは先生ではなく、リズムの案内役。
今回の参加者さんの行きたい方向に、
一緒にリズム旅行するだけです。
カタチの変化とともに
生命の動きが変わるように、リズムの繋がり方が変わる。
繋がり方が変わると感じるものが変わり、表現が変わっていく。
表現が変わるとさらに生命が変化する。
最後はまた地べたに座ってトーンチャイムで響きを合わせました。
僕のイメージではタイコはしっかり地に足をつけて、トーンチャイムは上半身のほうから
天に向かってフワッと浮くような感じ。
例えるなら男性的と女性的のような感じです。
どちらが男性的、女性的か、、ぜひ
参加してご確認ください~。