リズムで つながる いやされる


本日は奈良県五條市の小学校、

「人権研修会」でのドラムサークル

 

ドラムサークルとアフリカンライブの二本立て。

1回目高学年は私がファシリテーター

2回目低学年はスミちゃん(どんちゃか村そんちょー)

1回目、2回目とも、先生、保護者のかたも交えての100名超えの

ドラムサークル!

 

ドラムサークル終了後はアフリカンライブ!


ジョージ&リカコ、そして、レニー

タイコ、歌、ダンス!

生徒も巻き込み、先生も親も、ドラムサークルチームも巻き込み


Let's Dance!!


最初は照れていた子供たちも、前に出て踊りだす


 

このライブで、リカコのMCが印象的だった。

 

「さっきな、レニーが、通った子とハイタッチしようとしたら、

手が黒くて汚いからイヤやって言われてな、

レニーはあまり日本語わからんから心は傷つかなかったと思うけど

それを聞いた私の心はムッチャ傷ついてん

私はレニーの友達やから・・」


というメッセージ。



それを言ったお子さんは、言ったことを覚えてるだろう

ふざけたかもしれない。ホントはそんなに深く思ってなかったかもしれない。

ひょっとしたら、その子の環境で日常的にそのような会話があるかもしれない。


だけど、

何気ない言動が人の心を傷つけるということが伝わったと思う。その子は次、レニーに出会うときは、

ハグをするくらいに愛をもって接すると思う。

そのお話を保護者さんの前で伝えれたことは意味のあることだと思うし、

深い話をわかりやすいメッセージで伝えてくれたと思う。その出来事を「こんなこと言ったらダメ!」というわけでなく

子供たちの良心を信じて「私は傷ついた」ということだけを伝えてくれた。

一見、空気を乱すような言葉だったかもしれないけど、

リカコがその言葉を教訓に「平和的な」思いに発展させていったことが素晴らしい!

感動しました。ありがとう!


 

今回は「人権教育」という中でのドラムサークル&アフリカンライブ。

主催者の方に大成功と言っていただける内容でした。

このお話をもってきていただいた岸本先生。

ドラムサークルチームは、ハルちゃん、スミちゃん、カケル君、

やよいさん、ミカちゃん。

ライブチームはジョージ、リカコ、レニー、エリカさん。

PAの中山さん、参加していただいた先生方、保護者のみなさん、子供たち!

関係したすべての人達、本当にありがとうございます。

誰一人欠けても、同じものには成らなかったと思う。

 

ドラムサークルと異国の音楽との融合。

子供たちの目にはどのように映っただろうか?

 

異国といっても、ホントは、そこにジョージという人が居て、

レニーという人が居るだけなのだ。

自分と同じ愛したり、愛されたいと思う人が居るだけなのだ。

ドラムサークルでリズム、音、お互いが影響を受け、影響を与えたように、

誰ひとり欠けても今の自分は存在しないと思う。

終了後、体育館から子供たちが退場するところで、

ジョージ、レニーをはじめ、私たちとハイタッチ!

生き生きとした子供たちの笑顔が印象的でした。

また子供たちの感想を聞いてみたい。

このような取り組みに関われたことが非常に嬉しい。感謝いたします。

ありがとうございました!