12月3日、奈良県五條市の小学校でドラムサークル
今回はドラムサークルを開催しました!だけに留まらず、
5、6年生にもファシリテーターを体験してもらうという試み
ドラムサークルによるノンバーバルコミュニケーションを生徒たちで
行おうという試みです。
今回、ドラムサークルウィークとして12月1日から3日にかけて、
ドラムサークル行い、最終日にファシリテーター体験。
私は関西ドラムサークルDeCcaの一員として、3日目をサポート。
まずは今回の企画をしていただいた岸本先生、DeCcaとして総指揮をとってくれた のんのん こと、三原典子さん(ドラムサークルファシリテーター協会理事)3日間サポートしてくれたスミちゃん(どんちゃか村そんちょー)
無茶ぶり2日間サポートのミカちゃん、急遽の3日目サポート、マコさん!
私と同じく3日目のみサポートのカケルくん!小学校関係者の皆様、児童の皆様、取材していただいた新聞社の方々、素晴らしい時間の共有をありがとうございました!感謝致します!
私が参加できなかった12月1日、2日は
1年生、3年生、2年生、4年生の順で
学年ごとのドラムサークル、2日の最後には教員研修を行いました。
その2日間は参加できなかったのがホントに残念!
音楽室を開放して児童たちだけでドラムサークルを
ファシリテーターも見よう見まねでしてたとか、、。
どんなふうにやってたか?というのを見たかったですねー。
子供たち、学年ごとに特性があって、個性的な子で、
みんなカワイイー。
その子たちがどんなファシリテーターをしてたか?
想像するだけで楽しくなります。
さて3日目。ここからは私が参加した日の話です!
こちらの小学校は、8月に夏休みの職員研修
10月に人権教育研究会でのドラムサークルで参加させていただきました。
シリーズ3回目の今回、10月からの児童の変化が楽しみ!
「進化&深化」の日となりました。
今回は、ドラムサークルウィークという期間を設けていただき
「ドラムサークルの小学校教育への導入」をテーマに協力させていただきました。
具体的にはドラムサークル(以後DC)を
○学級作りのツールとして
○全教職員のファシリテーションのスキルアップ
○学級活動などで、DCを子供たちだけでの運営も狙う
といったところ。
DCウィーク3日目の総仕上げでもあり、8月からの3部シリーズの総仕上げでもある
この日、サークルがまるで生き物のように一つのチームとして成長していくのを
目の当たりにすることになりました。
この日は、午前中は5、6年生のドラムサークル。午後は1、3、5年生チームと2、4、6年生チームに分かれてドラムサークルを行い、
ファシリテーターを5年生、6年生にしてもらうという試み
朝のウェルカムDCの後、5班に分かれて『ファシリテーターキュー』の練習。私は6年生の10人くらいのグループを担当
アイコンタクトは女子、男子を意識して恥ずかしがりながらも全員が挑戦してもらいました。
その他のキューも(恥ずかしいから?)ふざける男の子、他のグループに気を取られる女の子、はやしたてる子もいましたが、
ファシリテーター役の動作を見ながら何とか従ってあげよう!っていう雰囲気が。。
うまくキューを出した子がいると(私が見ても上手かった!)思わず、皆が拍手!!素晴らしいー!
午前中の締めは5、6年生のDC、ファシリテーターは私たち他、児童のジャンプイン(やりたい人が真ん中でファシリテーターをすること)
先ほどのうまくキューを出した子も出てきました。中には「出る」と言ってたのに出れなかった子もいたと思うし、出ないけどドキドキしていた子も居たと思います。その経験は午後に繋がっていったんでしょう。
午後、1、3、5年生チームと2、4、6年生チームに分かれてのDC
ここで希望者(5、6年生)のファシリテーターの時間
まずは135チームの5年生、、ファシリテーターに出てくる出てくる!
調子に乗って??3年生も出てきた(笑) イイネ!!
もう出てこないと思ったら2巡目!積極的に出て、下級生もワクワクしているのが伝わってくる。
打って変わって246チーム、6年生はドタバタ出てくるのではなく、
落ち着いた雰囲気で入れ替わり立ち代りで出てきました。
先ほど担当したグループの大人しい女の子もチャレンジ!
その子がストップカット!そのキューが下級生に伝わらなかったのか、
止まらない子が、、
すると!
ひとりの男の子が「とまってとまって」と周りに教えていました(この子も同じグループ、はやしたててた子です)
その男の子も頑張ってファシリテーター(あれ??先程は出ないって言ってたゾ)
そうか!そういうことなんだー!
どちらのチームも勇気をもってファシリテーターをしてくれるお友達を歓迎し、『うまくいくこと』に意識を集中させていました。
DCは「間違い」はないと言われていますが、本当にその場には「間違い」が存在していませんでした。
事実、下級生の感想は異口同音に「5年生(6年生)がかっこよかった!すごかった!」と称賛していました。
存在するのは、仲間意識でしょう。勇気をもってチャレンジをしたお友達が上手くできたことを、
自分のことのように喜び、うまくできるようにフォローしようとしている。この時、ファシリテーターとサークルは一体化していました。
心はひとつになり、サークルはまるで生き物のように大きな存在になって、私を包み込む瞬間が何度もありました
おそらく、あの場に居た人は(意識できた、できないはあると思いますが)同じものを感じたはずです。
この経験を繰り返していけばひとつの生き物としてのサークルが持続していくことになったと感じます。
DCの狙いはここにありますよね!
理屈ではわかっている話ですが、自分が体感できたのは今回が初めてかも!
中に入った子は、ボリュームを大きくしたり、小さくしたり、
リズムを止めてコール&レスポンス
(自分が叩いて、みんなが真似して叩く)などなどのキューを出す。
心に描いたものを意思表示して、サークルの子たちがその心を汲み取る。
心に描いたことは、このサークルのためになることばかり。だからこそ、
みんな汲み取ろうとするんですね!
これって普段の実生活にいえることでしょう。自分の取り巻く環境を
ひとつのサークルとシンプルに考えれば、
そこで自分が貢献できることは何か?という思いに立ち
貢献しようとする人を大きな包容力をもって見守る
そのサークルとは地球まるごと、宇宙まるごとなのです。
今回はほんの1日だけの児童たちとの関わりでしたが、私にとっては宝物のような存在でした。学んだ部分、むっちゃありました。
私は、ドラムが好きでDCに興味をもち、初めからファシリテーターをしてみたいと思っていたけど、忙しさから二の足を踏んでいたとき、あることがキッカケで、決意して「ハートサウンド和楽」をたちあげた。・・・と思ってました。
事実はそのとおりですが、その根底には「自身の経験で得た」こと・・
どんな人にも未知なる可能性を秘めていることを、ひとりでも多くの方に気が付いてもらいたいという思いがあったからだと気がつきました
今回は小学校時代に経験してれば良かったなぁ、と思うことを現役小学生と共に学んでいる・・関わらせていただくなかで、そんな思いになってきました。
子供たちこそ私の先生でした。子供たちの作る大きな船に乗せてもらい過去から未来までも一緒くたにした旅を楽しませてくれました。
私はまたこの経験を生かし、新たな挑戦、発展へと決意もできました。ありがとう!
夜は近くのライブハウス『Live&Cafe My Dream』でコミュニティドラムサークル。
最後はトーンチャイムを響かせクールダウン、今日の旅は終了!
・・いい一日でした。
いい日が明日からも続くことを願います。
お会いした方々も明日からいい日が続くことを願います。
いい経験ができました。
最後まで読んでいただきありがとうございます。関わってくれた方々もありがとうー。
感謝!
12月15日の読売新聞(奈良版)にも
取り上げていただきました!感謝!