アーサーが来た2 DrumAbout2016関西

ドラムサークルの父、アーサーハルを迎えての

ドラムアバウト関西2016が開催されました。

 

6/9に北海道から到着したアーサー

まずは奈良観光

 

6/10は奈良の小学校で、僕とスミちゃん(どんちゃか村そんちょー)のファシリテートをアーサーがクリティーク

6/11はプレイショップ修了者のためのフォローアップセミナー

6/12はコミュニティドラムサークル&リズムゲーム

 

・・と盛りだくさん

クリティーク teaching without teaching

クリティークは僕がドラムサークルをファシリテートするのをアーサーが見て

終了後、批評をするというもの。

アーサーは僕の先生なのだ。

過去、2012年~2015年の4年連続でアーサーのプレイショップを受けました。

 

その集大成として?今回はアーサーに見ていただこうと!!

 

ところが、こういうところで気合が入らないのが僕で、、

ちょっと緊張しつつも、やたらと冷静になってしまう(笑)

 

僕が受け持った学年は1・3・5年生。

子供たちから元気をもらいました!

クリテークの為、真剣な眼差し
クリテークの為、真剣な眼差し
最後にアーサーに入ってもらいました
最後にアーサーに入ってもらいました
本日のメンバー(カメラマン=ぽんこ)
本日のメンバー(カメラマン=ぽんこ)

始まる前にコンガを叩くアーサー
始まる前にコンガを叩くアーサー

僕のファシリテーターが終わってアーサーからのクリティーク。

さて、、どんな厳しいこと言われるか、、と思ってたけど。褒められてばかり。。それどころか、、

「私のほうが勉強になった」と、アーサーから言われてしまって、さすがに褒めるんがうまい!

 

クリティークをうけ、僕も気がつかなかった自分の良さも気がつかせていただきました。

・・というより、全然自分のことをわかっていない自分に気がついた!(笑)

 

そしてブログを書きながら、改めて気が付くことが多い。

アーサーの言うteaching without teaching(教えずして教える)の言葉どおり、

僕に教えずして、めいいいぱいの事を教えてくださいました。

 

その時に気がつかなかった、アーサーの大らかな愛に包まれた厳しいことも、やっと今になって、気が付くこともあります。

 

師というものはありがたい存在です。


フォローアップセミナー ~音の記憶~

6/11フォローアップセミナー

全国の懐かしい仲間との再会!

 

遠方からもファシリテーターが集まりました。

 

テーマは「音の記憶」ということか?自分の「リズムのルーツ」というべきか?

自分の忘れいそうな奥底にある自分自身を掘り起こす作業

 

他の方のリズムの原点を聞きながら

「あ、そういえばそうだよなー」みたいな感じで思い出させていただきました。

 

 

 

 

自分ひとりで思い出すと、どうしてもネガティブな状況とともに思い出が蘇るのだが、みなさんとディスカッションする中で、愛に包まれた状況と共に思い出させていただきました。

やっぱり、素敵な仲間たち!Beautiful friend!


ドラムサークル!This I like!

6/12ドラムサークル&リズムワークショップ

 

100名近い方に参加して頂きました。ありがとうございます。

素晴らしい経験をさせていただきました。

 

アーサーハルのコミュニティドラムサークル

 

その場のリズムを読み、参加者の目指す方向へ一瞬にして連れて行きました

 

アーサーがサークルの中に入った瞬間から

リズムの揺れがギュッとまとまり、サークル全体が

オーケストラのようなドラマチックな音楽に変化していきました。

 

しかも即興音楽!いうなればJazzです!

 

さすがに「リズムの伝道師」というだけあります。「これぞドラムサークル!」と言わんばかりのファシリテート。

ドラムサークルは全員が『演奏する』という参加者でもあり『聴衆』とい参加者でもあります。

 

このドラミングオーケストラ『Drum Jazz』をリズムの渦中で体感している人たちのほとんどが、

過去/現在/未来の時間を越え

国境/思想/あらゆる違いも越え

アーサーが導くリズムの船に乗り、懐かしくも気持ちの良い旅をしていることでしょう。

 

~そもそもドラムサークルは人種や身体的能力、国、性別、年齢、宗教に至るまで、

『違い』があったとしてもそんなことは全く関係ない。

まして『楽器ができないから参加できない』というような小さな議論も必要もない。

だから、僕は『ドラムサークル』が大好きなんだ!~

 

・・と再認識させていただきました。

 

ドラムサークルのラストに今回のローカルオーガナイザー、西夫妻と僕の3人がひとりづつ紹介され、輪の中に入ってファシリテート

アーサーの作った大きな『リズムの船』に乗せられてのファシリテートは、

逆に僕が参加者さんからのリズムに導かれるように、テンポを変化させ、サウンドを変化させ、僕のハートにも変化を与えていただきました。

リズムワークショップ "Adult" or "Drummer"

アーサーが子供の頃の回想で言いました

(母親が)『「アーサー、ドラマーになりたいですって?人生2つは選べないのよ。

ドラマーになったら大人になれないのよ!」と言われたので、僕はドラマーになった』と、、。

 

アーサーは大人になることをやめて(子供のまま)ドラマーになったようです(笑)

つまりは、ここに居る参加者さん全員、子供ですね!

じゃなかったら、長時間もドラム叩いたり、シェーカー振ったり、

ときには踊ったりできないですよねー。大人じゃできない(笑)

 

この大きな子供たち(笑)普段の生活に帰れば、社会をつくり、組織を統括し、地域を守っていく方もおられるでしょう。この大きな子供が(笑)です。なんて楽しい世の中なんでしょうか。

 

そのように考えると僕たちの活動する意味は大きな使命を感じています。

世の中に愛と平和とユーモアと!を届けていきたいと思います(笑)

 

リズムワークショップでは参加者の方からも希望者にファシリテーターとしてサークルの中に入ってもらいました。

課題はスカルプト(sculpt=直訳で彫像を作る、彫刻するという意味)

やり方は5~10名ほどを選び出し、他のサウンドを止めて、少人数のサウンドを掘り出すのです。

 

ファシリテーター経験者はもちろん、そうじゃない人も積極的にサークルの中に入ってファシリテーター!みんな上手い!

いや、僕は性格上は前に出るほうじゃないんで、こんなときはなかなか出ていけない。。普段やってるんだけど(笑)

みなさん、スゴイ!

 

なぜこうなったか?説明できる重要性

メジャーリーグで活躍中のイチロー選手、彼の名言にこういう言葉があります。

「ぼくは天才ではありません。

なぜかというと自分がどうしてヒットを打てるかを説明できるからです。」

というのがあります。

これを聞いたとき、僕は大きく納得しました。

 

ファシリテーターも「なぜ、ここでこれをするか?」「なぜこうなったか?」

説明できるものです。

アーサーが体系的に作り上げてきた「ファシリテーテッド・ドラムサークル」

それを僕はアーサーと接しながら体の中に入れてきました。

 

6/10小学校でのクリティーク、僕の体の中に入ったファシリテーターとしてのスキルが、無意識の中で昇華していることに気がつかされました。

そう気がついたのは彼の「説明によって」です。

このクリティークを受けなければ「なぜそうしたか?」を自分で説明はできなかったことでしょう。

野球に例えれば、「なぜヒットを打てたか?」「なぜ三振したか?」の説明どころか、ヒットを打ったことも三振をしたことさえもわからなかったかもしれません。

 

アーサーのファシリテーターはマジックが起こってるように見えます。それはアーサーが長年かけて構築された理論に導かれています。

そのことを伝えにアーサーは世界を飛び回っていると思います。これが「リズムの伝道師」ということなんでしょう。

 

アーサーとの関わりの中で、また一段とドラムサークルの「より奥深いところ」に気づかされました。

このドラムアバウトは自分の新たな原点になりそうです。

 

 

素晴らしい仲間と共に

みんな、ありがとう!

個性的な集まりが調和して今回のドラムアバウトが無事に終了しました

 

全国をアーサーとともに回っているTomtom

通訳をしてくれたヨーコさん、

元関西の!ドラムアバウト関西にずっと関わってくれたノンノン

こちらも元関西!沖縄からコナちゃん

運転や楽器、急な対応も笑顔でやってくれるマコさん

裏方大活躍のミカちゃん

会場の運営はさすがプロ!かんちゃん

宴会大将!(笑)さこやん

ベースとなって支えてくれたカケル君

トトロのイラスト、いつも花を添えてくれるポンコ

何事も恐れずに関わってくれるあやちゃん・・

 

写真にうつってないが、静岡かおるん、奈良きっしゃん、やよいさん、関西あっこ1、あっこ2、関東から牛田ママ、あっちゃん、

鳥取すだっち、福岡かおりん、山口ドラミちゃん、参加者のみなさん、みんなみーんな、ありがとうー!

そして一緒にローカルオーガナイザーとしてハルちゃん、スミちゃん、お二人にも感謝を申し上げます!

世界を飛び回るアーサー・ハルとともに、一緒にドラムサークルに関われたことが素晴らしい出来事と感じます。

 

これから先、僕は間違ったり、喜んだり、ガッカリしたり、いろんなことを思ったり、、調子が良かったり悪かったりすることでしょう。

ひょっとしたらトラブルメーカーとなって周囲を困らすかもしれません(笑)

 

そんなときでもファシリテーター仲間たちが僕をリズムの中心に導いてくれることを信じています(笑)

次のドラムサークルは

6/18朝日新聞(奈良版)
6/18朝日新聞(奈良版)

次回、ドラムサークルは

7月10日(日)いかるがホール「リハーサル室」

13:30~です。

 

ここはお部屋の広さの都合もあり15名ほどの募集です!

 

お早めにご予約を~

お会いできるのを楽しみにしています

 

詳しくは>>>

 

 最後まで読んでいただきありがとうございました。