多様性を尊重する~生活介護Kakara様DC~

生活介護 kakara(カカラ)様でドラムサークル。

 

こちらでは2ヶ月1度、お邪魔してドラムサークルを開催しています。

毎回、利用者さんに歓迎されての開催!嬉しい限りですね!

 

今回は利用者さん20名ほど、あと5~6名ほどのスタッフさんが参加。

ファシリテーターは、てつ(僕)、

スミちゃん(どんちゃか村そんちょー)

 

 

シェーカーアンサンブルからタイコへ

今回、スミちゃんのギターボーカルとともに、シェーカー配りから始まりました。

初めて参加の方、やる気満々!かなり興奮していましたー。

 

スミちゃんのギターにシェーカーでアンサンブル!シェーカーだけでも充分、楽しんでいるけど、、

やっぱり「タイコ、まだ~??」という声なき声が聞こえてきました。(笑)

タイコをお配りして、みんなでドンドコ!

癒される時間・・。

前回、あまり叩かなかった子も楽しんで叩いてくれていました。嬉しい~。

 

しかも、ブレないビート!途中からこの子のビートをベースとして、リズムが構築されていきます。

 

Thank you for the very good rhythm!

笑顔!笑顔!

写真では伝わりにくいけど、底抜けに楽しんでいる姿を見てくださいー。

「楽器は要らない」っていう子も楽しそう~。

打面に集中してひたすらビートを叩く姿・・・。かっこいいー!周りを聞いてないと思いきや、僕の合図でストップするって、聞いてるんだよなぁー。

 

逆に、ストップして音が途切れた時に、焦ってか?「バン!バン!」と思いっきり(笑)タイコを叩く子も!

音が途切れたらダメやー!って思ったんかな?

 

そんなんで、バラバラのようで統率されているドラムサークルが終了し、ラストはスミちゃんの歌を鑑賞して終わりました。

間違いって、間違ってるの?

スミちゃんのギターに興味をもつ利用者さん
スミちゃんのギターに興味をもつ利用者さん

いつもスミちゃんの車でカカラさんに行くのだが、

今回はスミちゃんが道を間違えてちょっと遅刻~。

 

その時のスミちゃんとの会話の中で

改めて気がつきました。

 

「間違いって間違ってるの?」ってこと。

 

 

例えば、ドラムサークルの中で

全体とリズムが合ってることが『善』で、

合わないことを『悪』とするならば、、

ちっとも面白くないし、

音を出すことが『善』で、出さないことを『悪』とすると、、やらなくちゃいけない!になってやっぱり面白くないと思う。

そこに意図的に、誰かに嫌がらせしてやろう、、とか、

攻撃してやろうとか、そんなことがない限り、自由に楽しめる空間です。

 

僕もドラムサークルのときは、「叩いても、聞いてるだけでも、眠たくなったら寝てもいいよ」って、包み込んでいます(笑)

しかし、一般社会では?

 

自分の価値を絶対と思い込み、批判していないかな?

今回の場合、僕の中で道を間違えることは『悪』となってた。スミちゃんは、そんなことを思ってないようだ。

 

それだったらそれでいいねん(笑)

新しい道、いつもと違う景色、そういうものを見れたかもしれない。

いつもと違う体験ができたんだから。

 

そう、いわゆる排他的な考えにならないように、ドラムサークルをやっているのだ。

 

自分自身というものを維持しながらお互いに尊重しあうこと。

どんな方であっても目の前の人の仏性を信じ、まるで仏を敬うがごとく、歓迎して迎える。。

 

 

こちらカカラの皆さんの中に、このような精神を感じます。

まるで大きな船に揺られながら気持ちのいいリズムの旅に出かけて戻ってきた。。という時間です。

 

さて、今日もドラムサークル(9/11)、今回初めて会う方も含め、また愛すべき人たちと

リズムで深い深いつながりの旅に出かけます。

楽しみです!