船を降りたらリズムの島 in 大三島

CAMERON TUMMEL
CAMERON TUMMEL

”Cameron Tummel Drum About JAPAN /

Rhythm Retreat 2016”

船ではなく車で行ってきました!

愛媛県今治市にある「大三島ふるさと憩いの家」に

ドラムサークルファシリテーター・

キャメロン・タメル氏が来たのだ!

 

 彼は現代ドラムサークルの基礎を築いた世界第一人者アーサー・ハル氏の第1世代の弟子、

また伝説の(?)マユ毛でファシリテーターをする男としても有名!(後述)

 

 

 

10/7~10/10を大三島で過ごす、キャメロンとのRhythm communication !! Let's groove!

※こちらは昔、映画『船を降りたら彼女の島』のロケ地になったところです。

 

「目からウロコ」のDC実践講座

主催のオレンジブンブンとキャメロン氏
主催のオレンジブンブンとキャメロン氏

今回のメニュー

10/7~10/8    DC実践講座@大三島中学校

10/8~10/10  リズムリトリート2016

ということで、まず初日!

中学生120名を相手に2時間!キャメロン氏がドラムサークルをするのをガッツリ見れるのだー!

 

これは、目からウロコ・・

今まで僕の中で「これはありえないなぁ」というやり方で、

見事にファシリテーターをしていました。僕が同じやり方でやったら、悪夢の2時間になっていたことでしょう(笑)

 

日本での茶道、武道、芸術等における師弟関係のあり方の一つに『守破離(しゅはり)』という思想があるが、

まさにキャメロンはその守破離という思想でアーサーとは違うアプローチを見せてくれました。

 

キャメロンはアーサーという師匠に言われたこと、型を「守る」ところから修行をはじめて、

その後、自分に合った、より良いと思われる型をつくることにより既存の型を「破る」。

最終的には師匠の型、そして自分自身が造り出した型の上に立脚し、型から「離れ」て自在になっている。

・・・と、キャメロンを見て感じました。

僕はまだまだ型を守ってる状態だなぁー。いや、、守れているのかな?

 

目指すところは同じ

校訓
校訓

こちらの中学校の校訓

「敬愛」「勤勉」「誠実」・・

まるでキャメロン氏のことを言っているようです。

 

誤解を恐れずに言うなら

師匠のアーサーは時に神がかり的にマジックを起こすが、

キャメロンは「どんな意図」で「何を伝える」か?

というのが物凄くわかりやすい。

 

 

おそらく、敬愛の念を持ちながら、サークル全体に接していき、どうやったら誠実に伝わるだろうか、、?

ということをかなり考えていると思います。

 

なかなか日本人的かも?

 

キャメロンはアーサーのことを尊敬しているそうですが、アーサーもまた、キャメロンを尊敬しているそうです。

素晴らしい師弟関係~。

対照的な2人でありながら目指すところは同じなんでしょうね。

タイコファミリーとリズムリトリート

さて、10/8午後より  

リズムリトリート2016が始まりました!

懐かしい方、初めましての方、北海道から九州の

方まで、みんなで一緒にタイコを叩けば、空気がユルユルになります~。

 

みんなファシリテーターをして、質問あり、挑戦あり。

夜は親睦会。

今回はアルコールをあまり入れず!(笑)

眠いけど、、寝てるのがもったいないくらい、皆さんの興味深い話に花を咲かせ、刺激をもらい、

有意義な日々を過ごさせていただきました。

 

おかげで、、帰りは眠い眠い!!(笑)

修了証書をいただいて、キャメロンとハグ!

ドラムサークルの師匠は誰だ!?

海岸で勉強中(?)のポンちゃん
海岸で勉強中(?)のポンちゃん

帰りの車

行きしなの車から一緒に参加していたポンちゃんと、

帰りも神戸まで一緒に。

僕が眠らないようにひたすら喋ってくれて・・(笑)

 

 このリズムリトリートを振り返りながらの車中。

 

ポンちゃんは、キャメロンとの回想で

『(キャメロンは)師匠と思える人に、とにかくっついていった』というような会話をした。と、教えてくれました

(詳しくはおぼえてないけど・・)

キャメロンはアーサーを師匠として

ドラムサークルのファシリテーターを学んでいったんやね。

 

んで、ポンちゃんは

『てっちゃんの師匠って思える人は?』って聞いてきた。

『あぁー、Tomtomやで。僕が一方的に思ってるだけやけど(笑)』という会話。

 

2011年10月、ドラムサークルファシリテーターズ・カンファレンスで、初めてTomtomに出会いました。

そのときに少しだけTomtomがファシリテーターをした姿を見て鳥肌が立ったのだー。

 

Tomtomから見て、参加者全員へ向けてのファシリテートだったとは思うけど、

Tomtomは僕の気持ちに寄り添うようにリズムを導いてくれました。

そのときは、何千年も、何万年も前から

『僕はこの人たちと、この場所で、輪になってタイコを叩いてた・・』と錯覚するほど、

異空間に連れて行ってくれました。

 

その時の様々な条件が重なって素晴らしい体験に繋がったと思いますが、

それ以来、Tomtomを勝手に師匠にしてます。

・・と同時にドラムサークルの奥深さを知ることにもなりました。

 

『この体験をもっと多くの人と体感したい!』と・・

たぶん、一生抜け出せない深みにハマってます(笑)

 

そのTomtomが「凄い人!」と言って連れてくる人の研修は、

必ず参加しています。『師匠が僕を呼んでる』って思って(笑)

 

・・というような初心を思い出させてくれるような会話をさせてくれました。

研修後、同じ仲間と道中でじっくりと振り返れるって、やっぱり持つべきものは仲間です。

 

守・破・離

何のポーズやねん(笑)
何のポーズやねん(笑)

キャメロン、やっぱり凄かった!

何かにつけてわかりやすい!

中学校で生徒たちに

『みんなとコミュニケーションをとりにきたんだ』と言ってたけど、見事にリズムや、表情で、コミュニケーションいました。

皆のリクエストに応えてくれて、伝説のマユ毛ファシリテーターも快くやってくれました。

その後、なぜか、、それぞれ特技を披露することに!

僕は広島のミホさんと、アドリブで新喜劇(笑)

 

 

いやー、こうなるんやったらネタを仕込んでおくべきだった!

そうそう、『型』をしっかり会得しておけば、どんな時でもアドリブはききます。

 

守・破・離の『守』ですね。僕ももっともっと、いろんな『型』を会得していきたいと痛感致しました。

もちろん、お笑いじゃなくてファシリテーターのほうです。

『型』を会得しない限り『型』を破ることはできない。

その段階になってこそ、型から離れて自在になることができる。

キャメロンのように目からウロコのファシリテーターができるのだー。

 

早速、帰ってからマユ毛の動かし方を研究中です(笑)

いや・・(笑)もう一度、初心に返って貪欲に吸収していこう、挑戦していこうっ、と決意させていただきました。

 

映画のロケ地であったこの場所で、船のようにリズムに大きく揺られながら思考の旅。

またドラムサークルの可能性を、自分の深い部分から見つけさせていただきました。

 

キャメロン、Tomtom、オレンジブンブン、そして参加者の皆さん、楽しい時間を共有してくれてありがとうー。

 

最後にマユ毛ファシリテーターの動画をどうぞ。

これがマユ毛ファシリテーターだー。

次のドラムサークルは・・

次回のドラムサークルは

2016年11月6日(日)18:30開場 18:45開始

(20:15頃終了予定)

いかるがホール「リハーサル室」です。

 

初の夜開催です。ぜひご参加ください!

 

>>>詳しくは