さざ波の向こうのリズム

ドラムサークルの父アーサーハルによる『ドラムサークル ファシリテーターズ プレイショップ JAPAN 2017』に参加してきました。

 

場所は『大三島ふるさと憩いの家』にて。リアルワールドから開放されてのリズム天国!

 

プレイショップの詳細はこちらで見てください~>>

 

今回はチャレンジコース(過去にトレーニングに出た人が対象)から参加しました。

 

チャレンジコースのトレーニングで、目隠ししてノイズキャンセリングヘッドホン(流れている音は”波”です)をして、視覚&聴覚を隠す。

 

その状態で!全員がドラムを叩いてる中に入ってファシリテート。。。『聞こえるんかいなー』って思ったけど、いざ挑戦してみたら『さざ波』の向こうの遠くからリズムが聞こえる・・という感覚、たまに聞こえなくなったり、聞こえたり。

『いや、いや、これいいやん(笑)』意外にも、ものすごい心地よい。。怖くなかった(笑)

 

音は耳だけで聞くんじゃなくて、身体でも感じてる!身体にキてるー!って、貴重な体験をさせていただきました。

KISS / アーサー語録

アーサー語録を集めたTシャツ(モデル:トムトム)
アーサー語録を集めたTシャツ(モデル:トムトム)

「教えずして教える」という言葉に代表されるアーサー語録。。

 

アーサーがよく使う言葉を集めたTシャツの写真。

 

今回、アーサー語録を身にしみて体感させていただきました。

これらの言葉は、普段の生活、仕事、いろんなところで気にしてていい言葉だと思う。

 

例えば『KISS(の法則)』・・バカバカしいくらいシンプルに、、というような意味。

 

ちょうど、大三島の帰りに(車で行ったのだが)右の電動ミラーが動かなくなった。。動かないくらいはいいんだが、ずーーっと、モーターの回転している音だけしている。

 

僕は考えた・・。電動って、必要なんだろうか?

 

いや・・手動でいいやん(笑)。んで、車は修理せずサイドミラーは不要なモーターを切り手動仕様にした。

 

もし、部品取り寄せて修理をしたら2万円弱の費用が掛かり、手間暇をかけて、快適(?)を手に入れた、、って、なるのか?

 

いや、ちがう!これはメーカーの自己満足でしかない。

だけど今どき、サイドミラーが電動じゃない車なんて、そんなことは有り得ない!だから電動が標準装備になってしまうのだ。

 

この場にホントに必要なものは何か?。いま必要なものは何か?

ファシリテーターがその場に、一番適切なものを提供するのは本当に難しい。。

 

バカバカしいほどシンプルに!これが答えや~。

 

少なければ少ないほど多い

今回のチャレンジメンバー
今回のチャレンジメンバー

今回のプレイショップの中でのアーサー語録。。

私の解釈。

 

アーサーは言った。

『音は惑わす』

 

視覚・聴覚を遮られた世界でうっすらと聞こえる『音』はどこから?何の音?か、一人の音か?二人の音か?それ以上か?全然わからない。

 

「いや、聞くんじゃない!感じるんだ!」と自分に言い聞かせれば何とも心地よい空間。

 

実際、何の音でも、どこから聞こえてても、、、そんなこと、どうでもいい事。

自分が『何を感じるか?』が問題。アーサーが言う『音は惑わす』は深い言葉だ。。

なまじ知識があるために、自分を惑わす。

『音』を感じて何を受け取るか?受け取らないか?だけのこと。

これはドラムサークルに限らず言える事。

 

アーサーは言った『障がいは無い』

幅広い意味の『障がい』という言葉。

ただひとつあるとすれば『障がい』は自分の中にある。

それだけやー。

 

アーサーは言った『少なければ少ないほど多い』

これは・・前途の『KISSの法則』の言い換えとも言っていい。

 

これこそエンパワーメントを引き出す重要なポイントなのだ。

 

 

やはり、、答えは自分の中にある

レイトナイトドラミング
レイトナイトドラミング

今回のチャレンジコース。

いろんな意味でのチャレンジでした。

ドラムサークルの勉強、というより『いまここで生きる』という意味を感じました。

 

プレイショップでの学びは、そこに身を置かないと解らないことばかり。

 

私がどんな言葉を使って伝えようとしたとしても、私以外の人に、私の『学び』が、

私の『学び』以上のものにはなることはないでしょう。

 

普段、物理的には視覚・聴覚を遮られていないですが、

実際には、目隠しをされ、耳を塞ぎ、ゆるキャラのような着ぐるみを着て(笑)、

そのような『障がい』があって、過ごしている時もあるかもしれない。

 

その『障がい』を取り除けるのは自分しかいない。

どんなことでも、答えは全て『自分の中にある』ということです。

 

『さざ波の向こう』のリズムを感じ取れるのは自分の問題でしかない・・ということです。

 

次のTransition Pointsへ

トランジションポイントとは、

アーサーがよく言う、ドラムサークルにおけるリズムが移行するポイント。

 

結論のみを言えば、私にとってプレイショップは

トランジションポイントになり、次のトランジションポイントへのスタートになっています。

 

このような環境を作ってくれた

オレンジブンブンの3人!ありがとう!

チャレンジ&ベーシックのメンバー
チャレンジ&ベーシックのメンバー

今回、一緒に学びを共有してくれた皆様!

ありがとう!

 

深い学び、

そして、シンプルな学び、

別れるのが辛かった。。

また共有しましょうー!

 

次、お会いするときは、それぞれ変化をしている姿となってお会いできるのでしょうね。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

 



次回のコミュニティドラムサークル

 

ハートサウンド和楽『ドラムサークルinいかるが』Vol.25

2017年 7月 2日(日)

13:30開場 14:00開始 (15:45終了予定)

参加費:大人1000円 小学生以下500円(保護者同伴でお願いします)未就学児無料

ファミリー割:2000円(一家族)

定員:15名様まで (要予約)→ 予約フォーム>>

 

会場:いかるがホール 2F  リハーサル室

 奈良県生駒郡斑鳩町興留 10丁目 6番 43号

アクセス

○JR関西本線(大和路線)「法隆寺」駅南口より徒歩約9分

○西名阪自走車道法隆寺ICより北へ車で約2分  (駐車場収容台数170台)