一期一会・コミュニティドラムサークル

梅雨の合間の晴天!7月のコミュニティドラムサークルを行いました。

 

今回はご家族での参加が多いこともあり、満員御礼!

ちびっ子の参加も多いリズムコミュニケーション!

 

 

今回も初めて会った見ず知らずの方々が、リズムを共にし繋がっていく、、。

 

 

シェーカーを隣の人へとパスするゲーム『シェーカーパス』。。

速さに挑戦すると何故か皆さん大喜び(笑)

 

一期一会のリズムコミュニケーションの時間です。

 

世代はいろいろ、好みもバラバラのはずなのに、、

1歳・・~60歳近い人(?)いままで何の関わりも無かった幅広い幅広い年代の人たち、

別々のところで暮らし、別々の時代を生きて、いろんな思いをもって参加し、

終わったらそれぞれの世界に帰っていく。

 

リズムを縁として、この一瞬だけリズムを合わせ、気持ちを合わせ、

統率されているか?といえば『統率されてはない』

バラバラか?といわれると『バラバラではない』

心地よいリズムコミュニケーションの時間だー。

 

これは誰のためのリズム?

今回、参加者さんの中で、開催する前にメールのやりとりで

いろいろ思いを打ち明けてくれた人がいました。

 

詳しいことは言えませんが、そのメールを縁として、

僕もちょっと考えることがあって、このコミュニティドラムサークルの日を迎えました。

 

ずーっと考えて、唐突に結論をいうと(笑)!

リズムは誰のために奏でるか?

 

それは自分のためや~。

自分のために奏でるからこそ、それが周りの人のためになっている。。ということ。

 

ドラムサークルの中では、、

周りの人に影響を与え、周りの人に影響受けながらリズムを奏でています。

インプットとアウトプットを同時に行っている、、という感じですね。

 

影響を与えようっていう意識もない

影響を受けようっていう意識もない

 

自分が意識的に叩いているような、、でも自分でないような、、、

その感覚が心地よい。

自分自身が

空間の一部分、宇宙の中の一部分というのを体感しているってことですねー。

 

人生も、また同じ・・でしょ。

参加者さまより写真をいただきました。
参加者さまより写真をいただきました。

つまり、何が言いたいか?というと・・

 

私たちは、、

生まれてから現在に至るまで、

意識する、しない、は関係なく、

周りの人に影響を与え、周りの人に影響受けながら生きています。

 

命あるものすべてです。

 

みんな、いろんな思いをもって、

生きてますよね。僕も、、です。

そのいろんな思いをもってる人たちが、

一堂に会してリズムを共有する。

「たのしい」も「かなしい」も「つらい」も、、その他、いろんな思いがあってもリズムを共有できる。

そんなところがドラムサークルの魅力と思っています。

 

みんなそれぞれに、自分が心から喜びを感じるところでタイコをたたく。。

みんなの喜びが重なり合うところが、妙に気持ちいい。。

 

人生も、自分が心から喜びを感じることをしてるって、自分の人生を生きているといえるって思う。

なるべく多くの人と、その喜びを重ねられたら豊かな人生になるよなぁーって思います。

 

ここでいう『自分が心から喜びを感じること』、行き着くところは、

いまの自分をどんだけ好きになれるか?

っていうことだと思います。

 

リズムは誰のために奏でるか?

さきほどの

『リズムは誰のために奏でるか?』は、

自分が楽しむためだけに奏でる。

自分が楽しまないと、誰のためにもならない。っていうことです。

 

誤解がないように言い直すと、『自分だけ』が楽しむために奏でるのではないということ。

『自分だけ』と考えると、最後は(自分も含め)誰も楽しんでいないことになってしまいます。

 

「つらいこと」があったから、その分だけ楽しめる

「かなしいこと」があったから、その分だけ楽しめる

「たのしいこと」があったから、余計に楽しめる

 

衆生所遊楽(by釈迦)、、みんな、この世の中(いま生活しているところ)に遊びに来た。

『今ここ』しか楽しむところはない、って言っています。

 

トランジションポイントの体験

 

ドラムサークルにおけるリズム変化のポイントをトランジションポイントといいます。

その変化は、誰かが意図的に操作するのではなく、

リズムがフラつきながらコントロールを失い、崩壊し、結合し、再び生まれる・・というような変化。

その変化を繰り返し、リズムが深いものになっていく。

これは、体験してみないとわからないけど、格別な体験です。

なぜって、まるで人生の縮図を見ているようで、

過去、現在、未来と続く生命を、トランジションポイントを迎え変化し続けるようです。

(大げさか~笑)

 

いま生きている生命もトランジションポイントを迎え、変化し続けるはずです。

フラつき、コントロールを失い、崩壊し、結合し、再び生まれる。

・・そのときが新しい自分に会える時だと確信しています。 

 

変化を恐れなければ、 新しい自分に会える。大変な時は文字通り『大きく変われる』時なのだ。

 

ドラムサークルを縁として、深い考察ができました。ありがたいことです。

 

何回も参加したことがある方も体験したことのない方も、次回は9月10日の開催です。

ぜひ、ご参加ください。(ご予約は8月より承ります)

 

たぶん、意味のわからんことを考えるのは私だけです。安心してください(笑)