『おしえずしておしえる』その矢印は?

先週の日曜日(11/19)、久しぶりのコミュニティドラムサークル、これまた久しぶりの10名越え!

初めての方も来ていただき、たくさんの方と一緒にタイコを叩けるのは嬉しい。

 

リズムを奏でながら

『人類が始まったくらいに僕らは既にリズムで繋がって、幾星霜を経て再びリズムで繋がってるんだなー』

って、わけわからん事を思ってました(笑)

いや、、ロマンだ。今日初めて会った人同士が、何も打ち合わせなしでリズムを合わせて繋がる。

 

僕らのDNAに刻まれて過去→現在→未来へと続く物語なのだ。

 

そして僕らは、過ぎ去った『過去』、未だ来ない『未来』など存在しないことは知っている。

在るのは『いまここ』に現れる空間。

『いまここ』を感じれるこの瞬間こそ、心地良い瞬間でもあるのだ~。

 

ドラムサークルの父『アーサー・ハル』の言葉に

『おしえずしておしえる』というものがある。

 

ファシリテーターが先生となって教えてしまうのはドラムサークルではなく、打楽器講座になってしまって、間違いが存在しまって、委縮して自由に叩くということができなくなるなど弊害がでる。

 

だからおしえずしておしえるのだー。

 

初めてタイコを叩く人が、最後のほうにはご機嫌なリズムを叩いてる。

僕も、ドラムを教えてるけど、、教えて1時間そこらで、こんなリズムは聞こえてこない。

初めてドラムサークルに出会ったときは、、自分のドラム講師としての教え方を見直したし、

生き方そのものを見直したものだ(笑)

 

いまここに在るもの

シェーカーをパスしながらシェーカーの鳴らし、

僕も見たことのない鳴らし方に発展する。

 

人の目から見えないように、、って思っている女の子だってリズムの中に貢献してる

『あなたの存在、見えてるよー』

僕らのつながりの中の大事な大事な存在。だから僕らは音で繋がり楽しいと思える。

 

リズムを刻むというより響きを奏であうトーンチャイムを出せば、

シェーカーやカエルギロなどで雰囲気を出してくれる

何も言ってないのに、、

まるでオーケストラのようにサークル全体がひとつの音として奏であう。

 

僕の意思というより、サークルの意思でエンディングを迎えたドラムサークルでした。

 

今回、何もしなかったなー。これはいつもなんだけど(笑)

 

「リズムでお話をする」

誰かが一方的に話すんじゃなく、一方的に聞くんでもなく、

ほぼ同時進行で話しながら聞いている。

 

僕は場を整えて、気が付けばサークルが独り立ちして僕はただの参加者として一緒に楽しむっていうのが

ドラムサークルなのだー。

 

だからドラムサークルはやめられない。。

 

って思った時に

『あれ?これってひょっとして、、』って気が付いたことが。。

 

矢印の向きの話

さて、矢印の向きの話

 

「おしえずしておしえる」とは、ファシリテーターが参加者に「おしえずしておしえる」という

ファシリテーターから参加者に矢印が向いているということ、と思っていた。

 

実は途中から参加者からファシリテーターである僕に矢印が向かっていて

「おしえずしておしえてくれてる」

ということだった。

 

いやいや、、これ当初からアーサー言ってるよね。。

矢印は外に向かっていると同時に内側に向かっている、、ってこと。

このとき腑に落ちました(笑)

 

理屈でわかっていることと、心の中にストンって腑に落ちるというのは全然違う。

理屈だけでは、結局何にもわかっていない。

どんなことも繰り返し体験するしかないっていうことですね。。

 

次回のドラムサークル

次回のドラムサークルは来年

 

2024年1月21日となります。

場所:いかるがホール

 

募集中!!