共感〜empathy〜

 

世の中はいろいろあるけれど、

判断に迷うこともあるけれど、

正しくないかもしれないけれど、

間違ってもいないと思う。

 

僕らは、、ただ、、

ドラムサークルが好きやねん。

タイコでどのように社会に貢献できるか?

全国に居てる同士たちと思いを共有できたのが嬉しい。

 

何かといろいろあったが、

結果的に全員個室になって、

ほぼ貸切状態っていう、

過去一番贅沢と思われる、

2020年ドラムサークルカンファレンス!

 

深い学びができました。

今回のテーマは『共感〜empathy〜』です。

そもそもドラムサークルに参加する方々の内面はどんなことが起こっているのか?

ファシリテーターの内面は何が起こっているのか?

 

今回のテーマ『共感〜empathy〜』ではそういった内面の動きに着目しました。

 

コミュニティドラムサークルの場面では、

参加する方々は例えば、

朝からドタバタして、グズグズする子供たちを引っ張って、やっと参加できた!親子さんたち。

叩く気満々でマイジャンベを持って準備段階から来てくれる方。

午前中に観光をしてゆっくりと参加してくれる方。

初めての参加で『何が起こるか?』不安と期待が入り混じった状態で参加する方。

他いろいろ、、誰一人として同じような背景がない。

そんな20人程の方々(僕のコミュニティDCの場合)が同じ空間でいきなりタイコでリズムを合わせている。。

そこにどんな共感がうまれていくのか?

非常に興味深い学びをさせていただきました。

 

やっぱりリアルに人と会うことは大事ですね。

「深いレベルで、相手をよく理解し、気持ちを汲み取り、共感する」

 

ドラムサークルでもリアルな人間関係でも聞くということ、、

いわゆる『傾聴』につきると感じています。言ってることを聞くだけじゃなくて、表情や声のトーン、しぐさ、などなど、、いろんな情報は目の前に居ないとわからない。

それにどう答えたらいいか?

 

ドラムサークルファシリテーターでいうと、

サークルの中に入った瞬間に参加者さんがしてほしいことのキューを出す。

キューというのはツールに過ぎないので表面的なものでしかない。ホントはそのキューで何を求められていたのか?というのが重要であるんだろうなーって感じました。

 

このブログはカンファレンス終了して10日ほど経って書いています。

それまで自分の頭の中を整理してました(笑)

 

今までサークルの中に入るときは『フラット』な自分で入ろうと思っていたし、ある程度できてたと思っていました。。

が、、、そうでもなかった(笑)

 

それが今回の気付き。

 

キモチのリズムを合わせましょう。

情動調律という言葉があるように、

たとえば初めてお会いする物静かなタイプの方にエネルギッシュなテンション高めのトーンでお話したら、ちょっと、、どころかドン引きされるかもしれません。その場合は物静かな方に少しは合わせないとお話できないかもしれません。

 

これはわかりやすい例えですが、本来は人というのはもっともっと、

もーーっと奥深いところからキモチを感じ合っていると思う。

目で見えるところなど氷山の一角でしかなく、海面から下の氷山の大きさ、形まで想像しようとするから深いものになっていくんでしょうね。

 

でも、、初めは見えるところしかわからないから、

傾聴してキモチに寄り添うように音を奏で、

キモチのリズムにお互い合わせていく。

 

これがドラムサークルの深く楽しいところですねー。

普段の生活ではキモチのリズムを合わせあうっていうのはなかなかできていない。

でもドラムサークルってそれができるし、これこそ荒んだココロに栄養を与えてくれる活動と思います。

 

次のコミュニティドラムサークルは現在未定。。

ですが、、また開催するときは是非遊びに来てくださいませー。