僕は2004年ころに結婚しました(再婚です)
その方はピアノ講師をしており『音楽療法』もやってみたいとも言っていましたが、その当時は情報も乏しく、半ばその道を諦めてる感がありました。
・・音楽療法?・・・当時、その言葉を初めて聞いた僕は音楽療法についていろいろ調べてみようと仕事が終わってから、当時まだ馴れていないPCを駆使して検索しまくってました。
その検索の中で見つけたものが『ドラムサークル』という単語。
ん?おもしろそう・・。
これもこれで調べてみたが、こちらも情報は乏しく、当時の情報はWikipediaくらい。
ジャンベやシェーカーなど打楽器を使った即興演奏。
ポイントは、練習して人前でパフォーマンスし聴いてもらうことではなく、即興的にその場で全員が演奏する、基本的に参加者全員で参加して音を楽しむこと。間違いや失敗がないことも、ドラムサークルの特徴。。というのはわかった。
もうこういうのって体験してみればいいよね。
シンプル/そして奥が深い
当時、定期開催している芦屋のスタジオへ行って初参加。(2007年前後だったと思う)
360度のサウンドの渦、ハートサウンドとなるベース音、部屋いっぱいの音に身を包まれる心地よさ。
不思議・・・。
おそらく
パーカッション経験者、
ドラム演奏経験者はほとんどいないハズなのに、
一人ひとりの音が際立ってるとも思えないのに、
全体の音の塊が自分自身の中に入り込む。
自分の世界に没頭できる、けど一人じゃない繋がっている感覚。
初めての参加はこんな感覚でした。
また参加してみたいなー、、と言っても奈良での開催しているところはなく、無ければ自分で立ち上げるかーーって思ったものの、ドラムサークル開催できるほどジャンベなどを購入するのはハードルも高く、ちょうど会社も忙しくなってきたのもあり、結局、目の前の忙しさをこなしていく毎日を過ごすことになります。
非言語コミュニケーション
あくまで想像ですが、
タイコというのは、おそらくどこの文化圏でも最初に作られた楽器であり、お祝いや祈り事などの儀式、ことあるごとに輪になって打楽器を鳴らし、歌や踊りで一族の繁栄を感じていたことでしょう。
その場所は全員参加で思い思いのリズムで非言語のコミュニケーションが行われていたと思う。
DNAに刻まれたその頃の思い出に懐かしさを感じるのか、
一瞬、、
『永遠に続いているリズムの中に今、身をおいている?』と錯覚してしまう時もあった。
しばらくドラムサークルのことを忘れていきそうな数年後、
ドラムサークルを再発見するきっかけに出会うことになります。
またこの続きは次回へー。
ーお知らせー
7月10日、久しぶりのドラムサークルを開催いたします。
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